
ワークライフバランスを推進する
テレワークソリューション 『どこでもオフィス』
自宅や出張先などでもオフィスと同じように作業ができる環境を整えることで、いちいち会社を起点としなければならなかった業務の非効率をなくし、社員の機動力を高め、無駄な経費を削減。あわせて、社員のワークライフバランスを推進することができます。富士通は、長年にわたって培ってきたネットワークサービスやIP-PBX、シンクライアントなどのインフラ技術を融合し、セキュアで利便性に優れたソリューションを提供します。
背景と課題
社外でもオフィスと同等に活動できる環境が求められる
一般に「オフィス」というと、おそらく課や班といった単位でデスクを向かい合わせて並べたフロアを思い浮かべるのではないでしょうか。こうしたオフィスのあり方は、社員に対して確実に指示・命令を伝え、その進捗や成果を管理するのに適しているという観点から発展してきました。しかし、ビジネスを取り巻く状況は大きく変化しており、より機動的な対応が求められています。一方で企業においては、少子高齢化の進展や団塊世代のリタイヤにより、これまでと同じ数だけの人材を確保することも難しくなってきています。
そうした状況で有効なのが、テレワークの導入です。社員をオフィスに縛りつけるのではなく、自宅や出張先でもオフィスと同じように仕事ができる環境を整え、一人ひとりの持つ機動力を高めます。また、ただオフィスに移動するためだけに費やしていた無駄な時間や労力、費用を削減し、社外でも活動する社員の作業効率や生産性を高め、社員のワークライフバランスも推進します。
さらに、育児や家族の介護を行っている方や、リタイヤされた方など、一定時間オフィスにいることができない、または望まないが、働く意欲はある方を活用することができます。
不正アクセスや情報漏洩を防止するセキュリティの確保が大前提
インターネットに接続可能なPCと携帯電話があれば、とりあえず「社外からもオフィスと同じように仕事ができる環境」は構築することができます。しかし、そうした安易なアプローチは、以下に示すように不正アクセスや情報漏洩をはじめとする重大なセキュリティリスクを抱えるとともに、利便性や費用の観点からも実用的とは言えません。
【テレワークを導入するための課題】
![]()
- PCが紛失や盗難に遭った場合、内部に保存していたデータが流出する恐れがある。
- WinnyなどのP2Pアプリケーションなどで知らないうちに情報漏洩してしまうことがある。
- 上記を解決するには、社外での作業用にモバイルPCを支給しなければならず、費用がかさむ。
- IDやパスワードを他人に知られたら、会社のサーバに勝手にアクセスされてしまう恐れがある。
- 利用者の厳重なアクセス認証を行うには、そのシステムの設置と運用にコストと要員が必要となる。
![]()
- 携帯電話が紛失や盗難に遭った場合、電話帳に登録した顧客や取引先の電話番号が流失する恐れがある。
- 社内への問い合わせ・連絡時に、相手先の携帯電話番号も部署の直通電話も覚えていない場合、会社の代表番号に電話して転送してもらわなくてはならず手間がかかる。
- 料金を個人負担にしないためには、業務用の携帯電話を支給しなければならず、コストがかさむ。また、利用者も個人用と業務用の2台の携帯電話を常使い分けなくてはならないなど不便。
解決策と導入効果
シンクライアントから回線サービスまで
ワンストップでソリューション提供
富士通の「どこでもオフィス」ソリューションは、シンクライアントシステム(Citrix Presentation Server/シンクライアント)、IPテレフォニーシステム(IP Pathfinderシリーズ)、高度な認証機能を備えたVPN接続サービス(FENICSⅡパーソナルアクセスソリューション)、携帯電話各社のデータ通信カードまで、必要な機器やサービスのすべてをワンストップで提供します。これにより不正アクセスや情報漏洩を防止し、安全かつ場所を選ばずに、PCと携帯電話を使ってオフィスと同等に作業できる真のテレワークを実現します。

【「どこでもオフィス」の仕組み】
セキュアで、
利便性に優れた真のテレワークを実現
富士通の「どこでもオフィス」ソリューションは、社員がすでに持っているPCや携帯電話を活用しながら、PCや電話を使った業務をどこにいてもオフィスにいるのと同様にできる仕組みを、セキュアに実現します。
これによって、社員の機動力の強化、ワークライフバランスの推進、優れた人材の確保が可能となります。
「どこでもオフィス」ソリューションの3つの特長
USBキーをPCに挿すだけでセキュアな接続を実現
指紋認証によって個人を特定し、「なりすまし」を防止します。さらに、登録PCのみの使用、指定ソフトウェアの使用チェックを加えた富士通特許の「三種混合認証」の仕組みにより、社内ネットワークへの不正アクセスをシャットアウトします。なお、これらの認証はUSBキーを使用したFENICSⅡパーソナルアクセスソリューションによって自動的に行われるため、あらかじめPCにソフトウェアをインストールする必要はありません。
PCには情報が残らない
すべてのアプリケーションとデータは社内のサーバ側にあり、PC(クライアント)側はCitrix Presentation Serverによって、その画面情報だけが転送されます。モバイルPCのハードディスクやメモリには一切データが残らないため、PCの盗難や紛失に遭ったとしても、情報漏洩の心配はありません。また、利用者の個人所有のPCをシンクライアントとして活用することも可能です。
オフィスにいるのと同じく内線電話が利用できる
社外にいてもWebブラウザから電話帳をクリックするだけで、内線に電話をかけることができます。IP Pathfinderシリーズが通話を仲介し、常に会社側から携帯電話へ発信するため、個人所有の携帯電話や自宅の固定電話を使った場合でも利用者側に通話料はかかりません。
すべての電話帳データは会社側にあるため、携帯電話を紛失した場合でも、顧客や取引先などの電話番号が漏洩する心配はありません。
なお、オフタイムには携帯電話に内線を転送せず、社内に在席しているメンバーが代わって受けられるように着信させるなど、柔軟な切り替えが可能です。
システム構成
どこでもオフィスは、PCの業務を行うシンクライアントシステム、PCと会社の間を安全に接続するVPN接続サービス、内線電話を使うIPテレフォニーシステムで構成します。シンクライアントシステムとIPテレフォニーシステムのいずれかを先行して導入し、段階的に拡張することも可能です。

【システム構成例】
![]()
![]()

