ナレッジマネジメント
ナレッジマネジメントの可能化条件
2. 組織(Organization)ナレッジマネジメントを推進するために必要なことは、ナレッジマネジメント活動に適した組織構造、 推進体制を実現することです。 経営目標を達成するために、今までと仕事のやり方を変えていくことになります。 企業を構成するメンバー間で、新しい共通の場を作り、組織全体の効率を上げていくのですから、 変化に対する抵抗も生じてきます。新しい挑戦に対して抵抗感を薄め、 組織のあり方やマネージャーの仕事の位置付けを見直すことや、 全社活動に拡げていくための推進体制がいるかも知れません。 ナレッジマネジメントを推進して行くと組織がフラット化していくので、 中間管理職が不要になるとの考え方もありますが、この考え方には賛成できません。 一握りのトップマネジャーが日常の担当者の仕事まで細かく見て指示をするようでは、 逆に全体の方向が見えていないのではと心配になります。 むしろナレッジマネジメントを推進して行くほど日常活動での中間管理職の役割は増大して行きます。 野中郁次郎氏はミドルマネジャーのアップダウン・アプローチが重要であると述べています。 中間管理職こそが組織のハブとして上の課題を下に伝え、下の問題点を上に伝える組織の核になるからです。 日本の企業の特徴は、この中間管理職の強さにあると思います。 今までの強さを生かしながら、新しい共有の場を作り上げた組織こそが創造力を豊かにしていくと考えられます。 |
