ナレッジマネジメント
コミュニティ型ナレッジマネジメント
コミュニティ型ナレッジマネジメントとは
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コミュニティ型ナレッジマネジメントとは、組織のコミュニケーションを活性化させ、コミュニティを中心として仕事を進めていく中で現場の知識を活用しながら、それぞれの組織の目的を達成しようとするものであると前述しました。 このコミュニティを支えるインフラとなるものが、世の中には数多く存在します。例えば、E-mailや掲示板に代表されるグループウェア、テレビ会議、ブログ等がそれといえるでしょう。また、特別なツールを使わなくとも、Face to Faceでのコミュニケーションが円滑に行われ、必要十分な意思疎通や情報共有ができていれば、コミュニティ型ナレッジマネジメントが実現できているといえるでしょう。どのようなツールを活用し、どのような形で実現すべきかは、それぞれの組織の仕事の仕方や目指すところ、組織風土によって適切に選択すべきであると考えます。 そこで、私たち富士通の場合は、コミュニティの場をネットワーク上に捉えました。そして、前述の定義をもう一歩ブレークダウンし、「ネットワーク上で仕事をすることで、日々の業務の中で生まれるノウハウ/アウトプットを意識することなく、自然に蓄積し共有/再利用ができる」ワークスタイルを構築することで、それぞれの組織の目的を達成しようとしています。 一例として、今まで、業務上の「報」「連」「相」は本来の業務とは別に、書類を整え、あるいは場を設定して行われてきました。「ネットワーク上で仕事をする」ということは、「報」「連」「相」と日常業務を一緒にしてしまうということです。つまり、ネットワーク上で日常業務を遂行していれば、それが自然に「報」「連」「相」となるのです。 業務と一体化することで、キレイごとや結果だけが報告されたり、資料をまとめる時間を無駄に費やしたり、時間を割いて会議を設けるといったことが低減されます。また、そうすることで生の情報が自然に蓄積され、常に新鮮な情報を共有/再利用できるようになるのです。 このようなワークスタイルは、ナレッジマネジメント導入のポイントである、「ナレッジマメジメントを現場の中に溶け込ませる=業務との一体化」を無理なく実現できる最適な手段です。 1997年から富士通のソフト・サービス部門では、コミュニティ型ナレッジマネジメントを実践しています。この取組みに至る歴史と詳しい説明は、富士通の社内実践で紹介していますが、ここでは、その実践の中から得た「うまく運用されるための秘訣」について、次に述べていきます。 |
