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導入事例 社会福祉法人 致遠会 サンハイツ様

情報の共有・一元管理で実現した
介護サービスの質と業務効率の向上


長崎市の緑が丘・式見地区で、施設介護から訪問・在宅介護支援まで幅広い介護サービ スを提供する社会福祉法人 致遠会。同地区で9つの事業所を展開するサンハイツは、各 サービスと利用者情報の共有と一元管理をめざして富士通の介護事業者支援システム 「HOPE/WINCARE V2」を導入した。それにより、サービスの質の向上と事務処理の一元化で業務効率のアップを実現した。



 導入の背景  | 導入の経緯 | 導入の効果 | 将来の展望


導入の背景

 ・9事業所で個別に介護支援システムを導入。情報の分散化が課題
 ・各サービスごとの利用者登録・請求書発行が業務を煩雑化
 ・サービスの質の向上による利用者満足度の向上
 ・旧システムのサポート終了への対応



導入の経緯

システムの個別導入によって情報の分散が課題に

  社会福祉法人 致遠会 サンハイツ(以下、サンハイツ)は、長年にわたり特別養護老人ホームによる施設介護事業を展開するとともに、介護保険制度施行後はデイサービス、訪問介護、訪問入浴、居宅介護支援など在宅介護事業も含めてあらゆる介護福祉サービスを展開。現在、長崎市油木の特別養護老人ホーム サンハイツを併設するサンハイツ油木本部を中心に、市内緑が丘・式見地区に8事業所を擁し、施設入所者定員は90名、在宅系サービス利用者は約700名、介護予防サービス利用者は約1000名の利用者を抱えている。
  利用者の「ゆたかに、安らかに、自分らしい生活」を支援することを理念とするサンハイツは、利用者の近いところで充実した福祉サービスを提供するため、近隣地域を限定した地域密度の高い事業所展開をコンセプトとしてきた。
  利用者の急増に伴い、それぞれのサービス事業所を開設してきたサンハイツは、WINCARE V1がリリースされた直後から介護事業の効率化のために各事業所で順次導入してきた。ただ、訪問介護と居宅介護支援サービスのサンハイツ銭座、デイサービスとグループホームサービスのサンハイツ青山というように事業所ごとに提供するサービスが異なることから、「HOPE/WINCARE V1」のそれぞれの業務システムを個別に導入・運用。その結果、利用者データは各事業所単位で管理されているために、デイサービスと訪問介護など複数のサービスを利用している人の情報が2カ所の事業所で重複管理されていた。請求業務においても、それぞれの介護サービスごとに処理しなければならず、一人の利用者に複数の請求書が発行されるなど、情報の分散が課題となっていた。


導入の効果

HOPE/WINCARE V2の導入で情報の共有・一元化を実現

  利用者の方からすれば、同じサンハイツグループであるにもかかわらず、他の事業所に問い合わせても自分の情報が把握されていないことは不満。職員にとっても情報の二重登録の手間や他の事業所の支援に出向いても事前に利用者の情報を共有できないなど、さまざまな問題がありました。「HOPE/WINCAREV2」へのリプレースは、本部のサーバーに情報を一元化し、情報の共有を図ることが大きな目的でした」(事務長兼企画推進室長 野濱哲二氏)。多くの介護サービスを複数の事業所で展開するサンハイツにとって、複数サービス・利用者情報の共有と一元管理が「HOPE/WINCARE V2」導入の最大のねらいだったと述べる。
  システムのリプレースにあたっては、他社ベンダー数社のソリューションも検討したが、シンプルなメニュー構成や帳票イメージに合わせた登録画面など使いやすく慣れ親しんだ操作性と利用者データの移行作業の手間、データ移行に伴うリスクを考慮し、新バージョンへのリプレースを選択したという。
  導入したシステムは、9事業所66台のクライアントからLAN/WAN経由で各サービス向け業務システムを利用している。また、施設事業所では館内に無線LANを整備し、入居者の日常の体温や脈拍などのバイタル値、介護記録をノートPCで利用者の部屋で即時入力する体制を整えた。


将来の展望

情報共有・一元管理がもたらしたサービスの質と業務効率の向上

  各サービス・全利用者の情報が一元化されたことにより、利用者がこれまで受けてきた各サービスの支援を時系列的に把握することが可能になり、ケア・マネージャーは日々の記録を容易にケアプランに活用できるようになったことをはじめ、ケア・マネージャーと各サービス担当者の情報交換がスムーズになり、ケアプランに基づく正確なサービス提供が行えるようになった。
  「職員はどの事業所にいても利用者情報を共有できるため、必要なときに欲しい情報を瞬時に引き出すことができ、サービスの質を高めることに貢献しています。また、利用者情報の個別登録の手間がなくなるとともに、複数サービスの利用者に対する請求書の統合発行をはじめとする職員の業務効率のアップにより、人員の適正配置も可能になると期待しています」(野濱氏)と、情報共有・一元化のメリットを強調する。
  「HOPE/WINCARE V2」は長年のWINCAREユーザーであるサンハイツの改善要望を取り込んで機能追加された例も多い。野濱氏は、「導入・運用で尽力していただいたオフィスメーション株式会社には、われわれの業務を詳細に把握していただいています。今後もコミュニケーションを密にして、より良い業務環境に向けた要望を出して行くつもりですが、それが「HOPE/WINCARE V2」に反映されていくことにバージョンアップのメリットがあります」と、今後のシステムのさらなる成長に期待を寄せている。



WINCARE V2 システム構成図

施設概要

社会福祉法人 致遠会 サンハイツ

  • 所在地: 〒852-8035 長崎市油木町65番地14
  • 理事長: 野濱 愛 氏
  • 法人認可年月日 : 1973年3月28日
    ( 上長崎保育園設置)
  • 事業概要: 特別養護老人ホーム サンハイツほか8事業所を展開。
            デイサービス、ショートステイサービス、グループホーム、
            訪問介護、訪問入浴、在宅介護支援など各種介護サービスを提供
  • 介護保険事業所番号 : 4270101514号/4270100821号
  • URL: http://www.sanhaitsu.jp/

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。