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my.SAP.com®導入事例:テュフ ラインランド ジャパン株式会社

UNIXサーバ「PRIMEPOWER」でクラスターシステムを構築
mySAP.comのプラットフォーム UNIXサーバ PRIMEPOWER ディスクアレイ ETERNUS3000




テュフ ラインランド ジャパン株式会社 SAPアジアコーディネーター
マネジャー
ライナー・シンフ 氏


製品安全性検査やISO9000/14001の認証業務などを手がけるテュフ ラインランド ジャパンでは、SAP R/3で構築された基幹業務システムのOS・プラットフォーム移行(マイグレーション)を実施した。それまでのシステム環境のままでは、拡大するビジネスへの対応が困難になりつつあったためである。新システムのプラットフォームには富士通のUNIXサーバ「PRIMEPOWER」(Solarisオペレーティング環境)を採用。ミッション・クリティカルな業務に欠かせない卓越したパフォーマンスと信頼性・可用性を備えたシステム環境を実現している。

高度な検査・認証業務をグローバルに展開

ドイツ・ケルンに本社を置くTUV Rheinland社は、蒸気ボイラーなどの検査機関として1872年に創立。以来、約130年間にわたり独立的・中立的な立場で各種製品に関する安全性検査や認証活動を続けている。現在では世界40ヵ国以上でビジネスを展開しており、この業界におけるリーディング・カンパニーとして確固たる地位を築き上げている。

その日本拠点となっているのがテュフ ラインランド ジャパンである。同社 SAPアジアコーディネーター マネジャーのライナー・シンフ氏は「当社は日本市場において、製品安全性検査やISO9000/14001認証、ITセキュリティなど、さまざまな分野でサービスを提供しており、数多くのお客様にご利用いただいています。高度な技術力とグローバルなネットワークを活かしてお客様のイノベーションを支えられることが、当社の最大の強みです」と力強く語る。

日本およびアジア地域には、自動車産業やIT産業におけるトップ企業が多数存在している。同社ではそうした先進企業のビジネスを確実にサポート。シンフ氏は「世界中に展開するテュフ ラインランドグループの中でも、アジアグループは特に重要な役割を果たしています」と胸を張る。


マルチ言語対応を前提としてSAPシステムをマイグレーション

テュフ ラインランドグループでは、ドイツ・アメリカ・日本の3サイトにデータセンターを構築しており、それぞれ欧州グループ、北米・南米グループ、アジアグループに属している各拠点の基幹業務システムを集中運用している。SAP R/3は会計や販売管理といったミッション・クリティカルな業務で利用されており、開発およびメンテナンスの観点から3つのデータセンターにおける仕様は統一されている。

テュフ ラインランド ジャパンが運用しているアジアグループ(日本・中国・韓国・台湾・インドネシア・フィリピン・シンガポール・タイ・ベトナム)向けデータセンターの特長は、英語・日本語・中国語(2種)・韓国語・タイ語の6ヵ国語によるサービスを1システムでサポートしている点である。「各拠点のユーザーは母国語で入出力することができます。しかも、トランザクションは単一のデータベースに蓄積されるため、アジア拠点全体の横断的な経営分析なども容易に行うことができます」とシンフ氏は語る。

同社では、2001年夏からこの基幹業務システムの再構築プロジェクトをスタートさせた。その背景についてシンフ氏は「SAP R/3を3.1Hから4.6Cにバージョンアップしたこと、業務処理量が増大したことなどにより、既存システムの処理能力に限界が見え始めていました。また、当時使用していた独SIEMENS社製RM Server(OS:Reliant UNIX)のサポート終了時期が近づいていたということもあり、新たなOS・プラットフォームへのマイグレーションを考えたのです」と説明する。

北米・南米グループのSAP R/3システムはWindows2000をベースに構築されているが、アジアグループのシステムはあくまでもUNIXで構築する方針が立てられた。「現状、マルチ言語対応をWindowsで実現することは困難であると判断しました。また、信頼性・安定性の面でもUNIXにまだ分があると感じています」(シンフ氏)。

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