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SAPインテグレーション
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mySAP.com導入事例:日本ゼオン株式会社様

業務標準化とスピード経営を支えるmySAP.com。富士通のコンサルティングチームとプラットフォームが貢献
mySAP.comのプラットフォーム IAサーバ PRIMERGY ディスクアレイ ETERNUS GR700series




日本ゼオン株式会社
SAP推進室リーダー
室谷紀大氏

大手専門化学メーカー「日本ゼオン株式会社」は、2001年10月、mySAP.com(R/3バージョン4.6C)によるERPシステムを稼働させた。導入に際しては富士通のコンサルティングチームがフルサポート。プラットフォームには、コストパフォーマンスと信頼性を重視して、富士通のIAサーバ『PRIMERGY』(プライマジー)とディスクアレイ『GR700シリーズ』を採用。順調に稼働を続けるSAPの新システムが、同社の業務標準化とスピード経営を支えている。


手作りシステムの課題をERPで解決

日本ゼオンは、1950年に設立された化学メーカーである。合成ゴムや合成ラテックス、化成品、化学品を基幹事業とし、最近では電子・画像向けの情報材料や高機能樹脂、医療器材といった新規事業への展開でも注目を集めている。

2002年2月現在、SAPの新システムはカットオーバーから5ヶ月を経過したが、「メインフレーム時代と変わらない信頼性を実現しています」(SAP推進室リーダーの室谷紀大氏)という。

ERP導入の狙いについて、室谷氏は次のように語る。「当社のシステムも多くの企業と同様、機能別に手作りし、これらを有機的に結合した形で運用してきました。近年、これらのシステムの陳腐化が著しく、更新しようとすると、販売・購買・原価計算等の主要システムは、1システム当り10億円単位のコストと2〜3年の開発期間が必要となります。これでは、将来の経営に大きな負担となって圧し掛かってきてしまいます。そこで、ERPとしてSAPを導入することにより、この問題を一気に解決しようとしたわけです。また、競合他社の動向や世間一般のシステムに対する考え方の変化、海外子会社が既にSAPを導入していたことなども導入の決断に大きく影響しました」。

同社はコストダウン以外にも、標準化スピードという面での効果も期待している。「ERP導入を機に、業務をできるだけSAPの仕様に合わせて標準化しました。日常の業務処理についても、(1)システムで仕事をする。(2)リアルタイムに処理する。(3)正確に処理する。この3点を徹底して、担当者レベルの意識改革に取り組んでいます。1人1人の意識改革が業務改革に繋がり、最終的には会社の体質改善に発展すればと期待しています」(室谷氏)。


信頼できるベンダーをプロジェクトのメインパートナーに

日本ゼオンがERPの検討をスタートさせたのは数年前である。2000年1月から3月にかけて、具体的に上流フェーズを実施し、その結果SAP導入を決定した。そして同年5月から翌年9月にかけて、インプリメンテーションが行われた。

「富士通には、検討段階から様々な形でアドバイスを貰っていたので、今回のSAP導入に当たっても富士通にコンサルティングをお願いしました」と室谷氏はメインパートナー決定の経緯を語る。加えて、メインフレームの時代からパートナーとして信頼を積み上げてきた実績と、実際にインプリメンテーションを行うパートナー企業(NTTデータサイエンス社、大興電子通信社、富士通システムソリューションズ社)を束ねるコーディネート力も評価された。また今回、日本ゼオンの情報システム子会社である「ゼオン情報システム」も富士通コンサルタントチームの一員として加わっている。

「開発期間中、富士通のコンサルタントチームとは机を並べて仕事をしてきました。当社の誰かが質問をすると、即座に答えてくれる。そのコンサルタントが答えを見つけられずにいると別のコンサルタントが助け舟を出す。富士通メンバーと当社メンバーが同じ土俵、同じ意識レベルで仕事をする。そうした雰囲気の良いチームワーク作りが上手くできました」と室谷氏は振り返る。

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